出来るだけお金をかけずに調停したい。
離婚したいけれど2人では話し合いができない。
でも裁判や調停となるとどれだけお金がかかるか・・・。
「離婚調停」というものを知っていても、申込み方法やかかる費用のことなど何も知らない方が多いと思います。
私もとっても不安でしたが、私が離婚調停で支払った費用は全部で5,380円でした。
裁判所に行くこと自体が初めてで、高額な費用を請求されるかも(>_<)と思っていたんです。
離婚調停の申し込みは郵送でも出来るそうですが、費用も含めていろいろ聞きたいことがあったので、私は直接裁判所へ申し込みに行きました。
ドキドキでしたが、その時に「1万円もかからないと思いますよ。」と言われ、拍子抜けしたことを覚えています。
結果は離婚出来なかったのですが・・・(T_T)
離婚出来ても出来なくても、同じ金額だったと思います。
調停をした回数は5回。
月に1回で、申し込みをした月を含めると半年以上かかりました(*_*;
実際に離婚調停で支払った費用。
私が実際に裁判所へ支払った費用をまとめてみました。
調停申し込み先 | 相手方の住所地か、夫婦が合意して決めた家庭裁判所 | |
---|---|---|
調停 | 月1回(全5回) | |
支払った費用 (申込み時) |
「夫婦関係調整(離婚等)」 →収入印紙:1,200円 切手:900円 「婚姻費用分担申立事件」 →収入印紙:1,200円 切手:900円 その他→収入印紙:150円 |
市役所で取ってきた戸籍謄本(全部事項証明書):450円 |
(終了時) | 600円(切手) | 申込み時に足りなかった分? |
合計 | 5,380円 | 余りとして10円切手が2枚 |
調停費用は、調停を申し込んだ方が支払うみたいです。
現金での支払いはなく、全部収入印紙か切手で支払いました。
それも、裁判所の窓口で「〇円の収入印紙が○枚、〇円の切手が○枚・・・」とすべて指定を受けましたね。
近くにある郵便局で買ってきてくださいと言われ、徒歩5分ほどの場所にある郵便局へ買いに行きました。
あ~この郵便局にこんな感じで切手や収入印紙を買いに来る人は、「これから裁判か~」とか思われているんだろうな~って、ちょっと複雑に感じたのを覚えています(笑)。
私が全部支払うの?と思いましたが、これくらいで離婚できるなら安いものだと思いました。
離婚は出来なかったんですが・・・(T_T)
婚姻費用の申し立ても同時に。
私が申し込んだ調停は、離婚をするための「夫婦関係調整(離婚等)」というものと、相手に婚姻費用を請求する「婚姻費用分担申立事件」というものでした。
「婚姻費用分担申立事件」については、離婚調停の申し込みをする時に裁判所の窓口の方に「じゃあこちらも一緒に…。」と言われて申し込んだものです。
婚姻費用とは?
別居中の夫婦の間で、夫婦や未成熟子の生活費などの婚姻生活を維持するために必要な一切の費用。
(裁判所HPより)
離婚後に請求する養育費は、子供が生活したり学費に必要になるものとして請求しますが、婚姻費用は、離婚前の私を含めた生活費ということになります。
離婚が成立していない以上は、別居中であっても奥さんの生活費も旦那が見ないといけないということだそうです。
そんなものいらない。と断りたいくらいだったし、元夫の方も私の分まで生活費を支払うことは納得いかなかったようですが、決まりは決まりです。
別居してます。と裁判所で口にしたからには、申し立てるのが普通。のような雰囲気でした。
ちなみに、子供2人と私で月に5万円の婚姻費用をいただくことになり、離婚成立まできちんと支払っていただきました。
離婚調停を申し込める裁判所は?同居のままでも出来る?
離婚調停は、相手方の住所地の家庭裁判所か、夫婦が合意して決めた裁判所に申し込みをするそうです。
私の場合は別居中とはいえ、同じ裁判所の管轄内に住んでいたので裁判所の場所は考える必要はありませんでした。
そして、離婚調停は同居したままでも出来るそうです。
でも!!絶対別居してからがいいと思います!!
調停自体は、相手とは別々の部屋で調停員の方にお話を聞いてもらうけど、家に帰るとまた同じ建物の中で生活しなければいけません。
調停はだいたい月に1回あるので、調停に出向いてから次の調停までの1か月。
どんな精神状態で過ごせばいいのか。。。
ものすごく精神的苦痛が大きいと思います。
でも、思い付きで別居も反対です。
別居までにはちゃんと入念に準備をしましょう!
調停しなくても、離婚前提で別居するからにはこれからのことも十分に考えて出ていかなければなりません。
→ 離婚を前提とした別居準備。衝動的な別居はデメリットが多い!
離婚調停不成立!
離婚調停はこれ以上話し合っても折り合いがつかないということで5回目に不成立になってしまいました。。。
話し合いの内容にもよると思いますが、5回の離婚調停は多いほうだそうです。
その期間中は、本当に精神的に参りましたね(+o+)
後日、調停の結果が裁判所から「特別送達」で送られてきました。
封筒の表にはものすごい量の切手が!!
80円切手:12枚
50円切手:1枚
10円切手:3枚
全部で1040円分の切手です(;゚Д゚)!
最初に払った切手が足りなくて、終了時に600円分の切手を買ってくるように言われたんだろうな。
その後別居を続けて、これ以上別居生活を続けても元通りになる可能性はないということを相手も納得し、協議離婚になりました。
この時の離婚調停で、自分の意思をしっかりと調停員に伝えられたことが大きかったと思います。
2人では話し合いにならなかったし、もう2人で会うことも難しくなっていましたから・・・。
弁護士に相談で、安心して調停にのぞめた。
私は自分で裁判所へ離婚調停の申し込みをし、話し合いも1人で行きましたが、弁護士にお願いしていたら多額の費用が掛かっていたと思います。
でも話し合いに行く前に、弁護士に相談には行っていたんです。
私一人の知識だけで、調停での話し合いに望むことが不安だったからです。
離婚についても、離婚調停についても、たくさんの経験を積んでおられる弁護士さんに、
- 私の考えは弁護士から見てどうなのか
- 子供はどうなりそうか(親権も争っていたので)
- 養育費を請求するならいくらが妥当か
- 話をどう持って行けばいいのか など
事前に聞いておけたことで、安心して調停にのぞめたと思います。
初めてのことで本当に不安だらけでしたが、間に何度か弁護士に会って話せたことは大きな安心に繋がりました。
無料相談などもありますので、調停を申し込む前に一度相談しておくと心強いですよ☆
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