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【2回目:新版k式発達検査】 3歳3カ月次男の結果→「境界域」

現在3歳4ヶ月の次男が、2回目の「新版k発達検査」を受けてきました。

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次男の2回目の新版K式発達検査。

現在3歳4ヶ月の次男が、2回目の「新版k発達検査」を受けてきました。

前回は、月に1度だけ市の発達教室?でお世話になっていた心理士さんにしていただいてましたが(→新版k式発達検査の結果。 )、2歳9ヶ月の時に受けていてその時の点数?発達指数?は91点。

私的には、できすぎ~!!って思うくらいの出来でした。

今回もきっと出来過ぎなんだろうな~と思っていると、、、

結果は

【発達年齢2歳7か月、発達指数(DQ)79点】

でした。

79点と言われてもよく分かりませんよね。

私も全く分かりませんでした。

実年齢が3歳4ヶ月なので、発達年齢が2歳7カ月と言われると、「9ヶ月遅れている。」ということは分かりやすいですね。

次男は「境界域」。

先生からいただいた資料と同じ図があったので載せてみます。

これはIQ(知能指数)と書いてありますが、DQ(発達指数)も同じ図が使われるそうです。

次男の場合は、発達指数(DQ)79点だったので、ギリギリ境界線ということになります。

それがどんな意味なのかよく分かりませんでしたが、今回記事を書いてみて何となく分かりました。

割合のところの数字が、年齢の全体の子供に対してのパーセントということになります。

次男の場合で考えてみると、発達指数(DQ)79なので、ギリギリ境界線エリア、そして、同じ年齢の子供たちの中で6.7%の割合の中の一人ということになります。

ということは、100人3歳4か月の子供がいると、6.7人は境界線エリアにいて、次男はその中の1人。ということになりますね。

 

正直な感想は、

【平均の中には入れていなかった。そして、平均の下の中にも入れない、とても少ない割合の中に入るくらい、発達が遅れていた。ということがよく理解できた。】

ということでしょうか。

そんなに遅れていたんだ・・・。と感じました。

 

発達外来でドクターの診察を受けて、小児科の心理士さんに新版K式発達検査をしていただいた結果の報告書を頂きました。

市の心理士さんに検査をしていただいたときも、よく診ていただいたと思っていますが、やっぱり病院は違う。

専門的な検査機関ということもあって、とても詳しく書いてあります。

 

新版K式発達検査、検査結果報告書の内容

【実年齢3歳4ヶ月】

検査結果:発達年齢2歳7カ月、発達指数79

この結果が出た次男の検査結果報告書はこんな感じです。

1.新版K式発達検査

領域 発達年齢 発達指数
姿勢-運動 2歳4ヶ月
72
認知-適応 2歳8カ月
82
言語-社会 2歳7カ月
79
全領域 2歳7カ月
79

【姿勢-運動】

手をもって支えましたがケンケンはまだ難しく、両足で上にぴょんぴょんと飛び跳ねていました。課題に取り組む様子から、姿勢を保つことや動きを上手にコントロールすることが難しく、身体のどこかが動いていました。

【認知-適応】

〈十字模写〉は前例で通過。次に〈円模写〉をしましたが、図版を見せても最初に描いた十字を繰り返し描いていました。声掛けや指さしで促すだけでは取り組むことが難しかったですが、実際に描いているところを見せると模写できました。

〈家の模倣〉は見本に関係なく、1つ前に作ったトラックの形に並べました。

〈形の弁別〉では指さしするように伝えましたが、刺激図形を直接、弁別図形にマッチングしないと納得できませんでした。

【言語-社会】

発音の不明瞭さがあり、言葉の表出は単語=2語文が主でした。聞き取れる長さもあまり長くないようです。物の名前や用途、色はよく理解できていますが、性別や表情、数と言った抽象概念の理解には曖昧さがうかがえます。

〈了解〉では【空腹】【睡眠】の教示を真顔で聞いていましたが、反応はありませんでした。【寒さ】には「寒くない」と答えた後、突然笑い出しました。

 2.絵画語い発達検査

※語い力・・・どれだけ多くの種類の単語を知っているかという力。

語い年齢(VA) 3歳0ヶ月未満
評価点(SS) 5(遅れている)

物の名前は理解できていましたが、動作語や少し抽象化すると分からなくなり、ページをめくって次の問題に進もうとしました。また、自分が分かる絵や数字を指さして 「赤ちゃん、ここ」「3だ」と言うこともありました。

3.その他

【検査場面の様子】

  • 母子で来所。挨拶すると検査者の方にニコニコと笑顔を向けてくれます。ただ、すぐに他の目に見えるものに関心が向きやすかったです。また、本児が何かをしているときには声掛けしても注意を向けることが難しく、繰り返し関わったりタイミングを待つ必要がありました。
  • 声掛けには「はい!と元気よく返事をしてくれますが、行動が伴わないことがありました。パッと見て何をするのか分からない課題になると、席を立って検査鞄を覗き込み、興味のある道具を取り出して触っていました。新しい課題を見せながら誘うと素直に席に戻ることが出来ますが、集中は続きにくく、検査鞄と机を行ったり来たりしていました。
  • 検査途中に同席していた母が部屋から出られても、目の前にある課題が気になるようでした。

【所見】

  • 発達年齢は2歳7カ月を示しており、「境界域」の水準に位置しています。
  • 物の扱いは適切で、丁寧に合わせたり積むことが出来ます。
  • 身体がモゾモゾと動いてしまいやすく、落ち着いて待つことが苦手です。
  • 活動の切り替えが難しく、本児の興味やタイミングに左右されやすいです。
  • パターンで理解する力が強いです。
  • 言葉よりも、目に見えるものに興味が奪われやすい面があります。
  • 理解語いが多くないため、長い話を聞きとることは苦手です。
  • 笑顔が多く見られ他者へ自発的なコミュニケーションも見られますが、自分の興味関心が優先されやすく関わりは一方的になりやすいです。

以上の発達特性から、次のような配慮や関わりが望まれます。

  • リズム遊びや他者と動きを合わせる運動(シーソーや飛行機など)を楽しめるとよいでしょう。身体のコントロールが上手に出来るようになると、行動面での落ち着きにつながります。
  • 見通しが持ちにくいので、活動の流れや終わりを丁寧に予告しましょう。絵や写真を使ったスケジュールなどを取り入れると良いでしょう。活動の終わりが分かりやすいようにタイマーなども有効です。
  • 大切なことを伝えるときは、言葉だけでなく見せて伝えるとより理解が促されます。
  • 言葉で伝えるときは、短く(2~3語文程度で)、はっきり、具体的に伝えることが望まれます。
  • してほしい行動を肯定的な言葉で伝えましょう。
    例:「散らかしたらダメ」→「おもちゃはこの箱に入れて」等
  • 生活の中で動作や物の用途などを言葉にして教えることが望まれます。本児の動きや感じていることに言葉を添えたり、絵本などを見せながら「~してるね」と教えたり、「~してるのはどれ?」と尋ねる遊びも良いでしょう。
  • 本児の遊びや興味に合わせて、やりとり遊びにつなげていきましょう。
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私に出来ること。

この詳しい検査結果を読んだ時には、「あ~次男は本当に厳しいところにいたんだ・・・」と言うことですね。

先生にも言われましたが、私がしっかりとコミュニケーション取って次男の相手をしてやらないと次男はこのままゆっくりなペースで成長する。

今までは、「ゆっくりでいい。」と思ってました。

でもこうなると違うのかもしれません。

「境界域」として結果が出た以上は、しっかりとフォローしてやらなければと思いました。

先生には、「2年くらいたつと平均値に追いつくと思います。」と言っていただきましたが、それは私のこれからのフォローがあってのこと。

子供たちとのゆっくりとした時間を毎日作ることは、正直難しいです。

でも、今の私次第で次男の将来が決まるかもしれない。

言葉がなかなか出てこなくてこのブログで書き込みして、「絵本にはすごい力がある!」って教えていただいてすぐに実行。

そうするとすぐに結果が出た次男の言葉。

難しいことじゃないんだけど、毎日続けるとなると本当に壁に感じることもありますが、こうやって結果が出ると本当に嬉しくなるし、もっと読もう、もっと話そうと思えたのを覚えています。

せっかくこうゆう結果が出て、これからの接し方を詳しく教えてもらえました。

難しい、出来ないと思わずに、やってみます。

私にしか出来ないことがたくさんあります。

次の診察は年をまたいで来年。

またその時にいい報告が出来たらいいな。