離婚を前提とした別居準備。衝動的な別居はデメリットが多い!

2016/11/30

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はじめに・・・
別居を勧めるつもりは全くありません。ご了承ください。

 

別居の準備は完璧に。でも絶対にバレてはいけない。

別居の理由は人それぞれ。
でも、そこにたどり着くまでとてもつらかっただろうと思います。
最初から別居をしようと思って結婚する人はなかなかいないでしょうし、別居を選ぶだけの悲しみ、痛み、辛さがあり、こうするしかないんだと、これが一番いい方法なんだと考えての結論ですよね。
先に進むための選択です。

でも別居をするにあたって、「相手と話し合いの末の別居」なのか、「相手には言わずに別居」なのかで全然違います。

後者の場合は、相手に言えない「何か」があるんですよね。

私の場合は、相手のDV・モラハラに耐え切れず離婚を前提とした別居を決意したので、後者の「相手には言わずに別居」の方でした。
最初は「家出」のように思われるかもしれませんが、「離婚前提」なので帰るつもりはありません。

当然のことですが、別居の準備をするのは同居中です。
相手と同じ家の中で生活しながらの別居準備です。
とても怖かったです。。。
出ていくまでに見つかったらどうなるか分かりません。
当時はまだ小さな子供が2人いたので、家事・育児をしながらの準備。
すでに家庭内別居のような状態だったので、荷物はまとめやすかったかもしれませんが、いつも通りを保ちながら準備をすすめました。

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完璧な別居とは。

荷物をまとめながら、いろんなことを調べました。
離婚するということは、シングルマザー(母子家庭)になるということ。
子供たちのこと、お金のこと、家のこと、自分のこと。
ここでは詳しくは省こうと思いますが、この時にシングルマザーになる覚悟がほとんど決まったと思います。
もう二度と戻らないつもりで、完璧に家を出ようと思っていました。

私の思う「完璧な別居」とは、あとから何度もこの家に忘れ物などを取りに来ないための準備です。
理由が理由なので、もしも忘れ物を取りに来た時に相手に会うとどうなるでしょう…。
子供が小さかったのでその時は子供も一緒にいるでしょうし、考えただけで怖かったです。

それに、決意をして出た家に、何度も戻りたくなかったというのもありました。

自分と子供たちを守るため、そしてこれからの生活のためです。
そのために、別居の準備は完璧にしたつもりです。

 

衝動的な別居のデメリット。

今、別居を考えていて、今すぐに家を出たい!腹が立ってしょうがない!と思っておられる方。

しばらく離れて落ち着きたい(落ち着かせたい)という別居なら、大きな準備はしないで数日分の荷物を持って出ましょう。
帰るきっかけもできやすいです。

まだ離婚を迷っている方も、完璧な別居を目指さないほうがあとから話し合いしやすくなったり、考える時間を持ちやすくなります。

でももう離婚前提の別居だと心に決めている方は、この先の自分のため、子供のために、完璧な別居の参考にしてください。
今じゃなくても家は出られます。
衝動にまかせて飛び出してしまうと、何度も帰らなければいけなくなります。

何日かかるか、もしかしたら何カ月かかるか分かりませんが、衝動的な別居はじっと我慢です。
別居の準備をいろいろ考えながら我慢。
あとから自分が困らないため、出来るだけ損をしないための準備です。

離婚、別居を本当に心に決めた人は、なぜか少し強くなりますね。
別居の日まで、準備を淡々とされている人が多いように感じます。
「吹っ切れた」というやつでしょうか。

でも命の危険があるようなときは、荷物なんてほっておいて子供を連れてすぐに出てください!
自分と子供が一番大事。
荷物なんてどうにかなります。
警察や市役所、相談所などでDVシェルターや母子寮などを紹介してもらえるはずです。

 

離婚前提の別居で準備したこと。

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離婚を前提とした別居の準備をいくつか挙げてみました。

  1. 仕事をしていない人は職探し。
    子供がいてもいなくても、相手からのお金はもらえないものと考えて、自分だけの収入で生活していけるだけの収入を得られる仕事を見つけましょう。
    住む場所を考えての職探しが必要です。
    取得しやすく収入が多い!シングルマザー(母子家庭)に本当におすすめの資格とは。
    貯金を持って出ることもできますが、法的にも全額は厳しいです。
    私は全額持って出ましたが、あとから半額返すことになりました。
    別居中の生活費として「婚姻費用」を相手に請求できますが、別居直後は難しいかもしれません。
    別居中の生活費、婚姻費用分担申立が成立しました。
  2. 家探し。
    安いアパートでもいいので、生活できる場所を探しましょう。
    離婚しない限りは公営住宅には入れません。
    (DV被害で警察に相談したり保護されたりした方は例外で入れることもあるそうです。)
    実家に帰れるようなら帰ることもアリですね。
    家賃も最小限で済むし、子供がいる場合は心強い味方になってくれるかも知れません。
    私は最初の4か月はアパートに住んで、そのあと実家に戻りました。
  3. 浮気・DVなどの証拠集め。
    写真、診断書、日記、ブログなど、何でもいいので相手と別居することになった理由を集めておきましょう。
    調停や裁判になった時にはもちろん、証拠があれば相手との協議離婚で話がつく場合もあるかもしれません。
    私はDVを初めて受けたのが結婚2カ月目でした。
    なので、そのころからなんとなく日記をつけていました。
    本当によかったと思っています。
    浮原因が浮気の場合は、浮気の調査を素人がすると途中でバレてしまい、その後の証拠が取りにくくなることがあるそうです。
    一度探偵事務所などにも相談してみるのもいいかもしれません。
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  4. 貯金。
    銀行などに貯金がある場合は、できれば自分名義の通帳にお金を入れておくことです。
    私の場合は、貯金はすべて私名義の通帳にありました。
    子供の貯金は子供の通帳に。
    印鑑はそれぞれで持っていたので、私は自分と子供の通帳と印鑑を持っていけばいいだけでした。
    光熱費やローンの支払いはすべて相手の口座からだったので、私は何も考えずに自分たちの通帳だけを持っていけばよかったんです。
    でも、調停の時に貯金を半分にすると言われました。
    別居した日の残高で判断して、半分に分けたんです。
    2人の財産だから。という理由でした。
    もしも相手名義の通帳を私が持ち出したことになっていたら(貯金が相手の通帳に入っていて、それを私が持ち出したとしたら)、別居した日の残高を一度全額相手に返金してから半分に分けるという、とっても面倒なことをするハメになったみたいです。
    自分名義でホントに良かった!
  5. 学資保険。
    別居当時は長男だけ学資保険に入っていました。(次男は生後間もなかったため)
    契約者名義は相手になっていましたが、私そこまで考えてなかったんです。。。
    保険証券やその他の資料は持ち出しましたが、名義変更なんてすぐ出来ると思っていたんです。
    でも、契約者本人からの連絡じゃないと変更は出来ないと保険会社から言われてしまいました。
    電話口でサポートセンターの方と、ウチの状況を詳しく話しましたが、母親でもDVでも、勝手に変更は出来ないそうです。
    正直、解約して新しく組みなおそうかと思いましたが、、、。
    今までかけてきたお金はもったいないし、いつか必ず離婚できると確信していたので、もう離婚まで待つことにしました。
    学資保険の引き落とし口座は専用のものを作っていましたので、相手の名義の通帳でしたが持ち出しました。
    まだ離婚が成立していない別居当時は、相手名義の通帳に私が入金して保険料を引き落としされていました。
  6. その他、持ち出したい物。
    • 自分と子供名義の印鑑・通帳一式
    • 生命保険証券(自分の)
    • 学資保険証券
    • 年金手帳(自分の)
    • 子供の思い出の写真や動画など

別居後の住居。

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先ほども書きましたが、私が別居を決めたのは相手のDV・モラハラが原因でした。
別居をするまでに無料の弁護士相談に何度か相談に行き、相手には言わずに別居をすることや調停や裁判についてもお話を伺いましたが、私が別居後に子供と住む場所は、相手には絶対に見つからないように!と強く言われていました。
出来れば実家や友達にも住所などは伝えないほうがいいと言われたんです。

別居直後は、相手も頭に血が上って何をするか分からない。
もしかしたら実家に押しかけてくるかもしれない。

私の両親は、元夫のDVを信じていなかったので、私が相談した時も離婚には反対でした。
それもあって、私は実家に帰らずに子供2人とアパートを借りて暮らし始めたんです。
連絡は来ましたが、弁護士さんの言うとおり、両親にも住所は知らせませんでした。

アパートを借りるお金、最低限の家具や家電を揃えるお金など本当に痛い出費でしたが、当時の私には必要な出費。
別居直後は不安で眠れないことも多かったですが、しばらくするとそれまでがウソのように安心できたのを覚えています。

 

完璧な別居=安心。

別居までの準備は以上です。
完璧な別居を実現できたことで、引っ越し後一度も相手と住んでいた家には戻っていません。

それは、精神的にとても大きな安心になりました。

同居中にじっくりと考えたことで、別居のことも別居後のことも、たくさん調べられて覚悟もできました。
不安も軽減したように思います。

子供たちは別居当日はどこ?という感じでしたが、翌日からは何事もなかったかのように過ごしていました。
それがさらに私を安心させてくれたと思っています。

そして、別居したことで私は子供たちととてもよく話すようになりました。
自由に家の中を動けて、リビングに久しぶりに寝転がれた解放?開放?感を今でも覚えています。
準備は大変だったし、何度も確認したり調べたりと考え事ばかりだったけど、完璧な別居を目指して実現できたことで今の生活があります。

何かの理由でこれから離婚を前提とした別居を考えている方がおられたら、私の経験がお役に立てればうれしいです。


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また、不倫が原因の時ほど冷静に。
一緒にいるうちにしっかり証拠をつかんでおかないと、別居後時間が経つと浮気とは認められないこともあるようです。
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